「プロモーション動画を作ってみたいけど、何から始めたらいいのかわからない」そんな方も多いのではないでしょうか。
実は、基本を押さえれば、初めてでも伝わる動画を作ることは可能です。
この記事では、初心者の方でも安心して制作を始められるよう、7つのステップに分けてわかりやすく解説します。
1. 目的を明確にする
まず最初に考えるべきなのが「なぜ動画を作るのか」という目的です。商品やサービスを紹介したいのか、採用活動の一環として会社の魅力を伝えたいのか、それともSNSでの認知度を高めたいのか。目的をはっきりさせることで、動画全体の方向性が定まります。
2. ターゲットとメッセージを設定する
次に「誰に」「何を」伝えたいのかを具体的にしましょう。たとえば、「20〜30代の女性でナチュラル志向の人」に「安心安全な素材で作ったスキンケア商品を知ってもらいたい」といったように、明確にしておくと構成も考えやすくなります。
3. 構成(台本)を作る
動画のストーリーはとても重要です。基本的な流れとしては、
- 問題提起(視聴者の悩みや課題)
- 解決策の提示(自社の商品やサービス)
- 実際の使用シーンやお客様の声
- 行動喚起(問い合わせや購入へつなげる)
といった構成が効果的です。
4. 撮影準備を整える
撮影には特別な機材がなくてもOK。スマホでも十分対応できます。最低限、以下のものを準備しましょう:
- カメラ(スマートフォンや一眼レフ)
- 三脚やスタビライザー
- 照明(自然光でもOKですが、足りない場合はLEDライトなど)
- マイク(雑音を避けるためにピンマイクなどがあるとベター)
- 静かな撮影場所
5. 撮影のポイントを押さえる
撮影時には、次のようなポイントを意識することで完成後の映像に差が出ます。
- 明るさを意識し、顔が暗くならないようにー明るくなくてはいけない場所、顔や商品はわかりやすく。(意図的に隠す場合はok)
- 背景や音に気を配る(雑音や映り込みに注意)ー音にこだわることで一段上の映像になりす。
6. 編集する
撮影が終わったら編集作業に入ります。動画編集ソフトはさまざまありますが、一般的には次のツールを使うことをお勧めしています。
- 【無料】CapCut / iMovie / DaVinci Resolve
- 【有料】Premiere Pro / Final Cut Pro
BGMや効果音、テロップを入れてテンポよく仕上げましょう。
動画の尺が長い場合はやはり有料版をお勧めしています。
編集速度や、編集のしやすさでかなりの違いがあります。
7. 公開と改善
完成したら、YouTubeやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSや、Webサイトにアップします。アップした後は、
- 再生回数
- 視聴維持率
- コメントやリアクション
などのデータを見ながら改善していきましょう。
おわりに
プロモーション動画づくりに必要なのは、高価な機材よりも「誰に」「何を」伝えたいかという明確なビジョンです。小さな一歩から始めて、ぜひ自分たちだけのストーリーを映像で発信してみてください。