こんにちは, k.larutan 黒石です。
昨年、私が写真展でも使用している黒谷和紙さんにお邪魔してきました。
京都府指定無形文化財にも指定されている黒谷和紙は京都の綾部市という場所で作られていて、大阪の私の事務所からだと車で1時間半程度で到着します。
今では工業化も進んで、機械漉きが多い中、
800年以上の伝統の作り方をされている黒谷和紙は職人さんたちが一枚一枚丁寧に手で漉いているので、
より強く、味わい深い紙になります。
私も実際に写真展を開催するにあたり印刷のテストを何回も試しましたが、
その強さには驚きました。
印刷のミスで紙がくしゃっとなることはあっても破けることはなかったのです。
そもそも日本の和紙の原料は楮、三椏、雁皮がメインですが実は色々な植物で作ることができ、麻、檀、苦参、フキ、マニラ麻などでも作ることができます。
黒谷和紙ではその中でも楮を使用していて、本当に良質な和紙に仕上がります。
今回はその紙漉きの様子を撮影したのでぜひご覧ください。

写真展の様子

写真展の様子